FZ400R(46X)のフロント廻りを組んでしまいました。
 ステムベアリングもきれい洗浄してグリスアップ 締め付け具合を微調整しながらステムを組み付けます。
 フロントフォークもきれいに洗浄してからオイルシールを交換。ダストシールは問題なさそうでしたので再利用。
ボトムのボルトのワッシャーガスケットも入荷しました。
 フロントフォーク組み立て完成。
 フューエルコックのホースをつけるところのパイプがグラグラで抜けてしまいますし、
ガソリンが少しずつ漏れてくるようです。保管時店内が少しガソリン臭かったのはそのせいのようです。

 とりあえず耐ガソリン液体パッキンを塗布して様子を見ています。
 ガソリンのお漏らしはコック内のガスケットがダメのようで要交換の可能性があります。
後日チェックしてみます。そのままキャブレターなども組付けてしまいたかったんですが、
急ぎの仕事が入って来てしまいましたのでしばらくお待ち下さいませm(_ _)m
そのお仕事と言いますのがマジェスティS(SG28J)のリコール作業。
 ご依頼ありがとうございます。お客察まから依頼されておりましたのはドライブプーリーのナット交換。
楽勝やん 思っておりましたらヤマハからもう一つ送られてきました。。。
どうもシリンダーヘッドガスケットの交換の作業もあったようです これは結構大ごとの作業です。
暇しているより工賃貰えて助かりますけどね(笑)
しかしながらリコール作業以外に不具合を発見。
まずはエンジンオイルを抜こうと思いましたらドレンボルトが異常なほどのトルクでしまっておりました。
さてはと思いましたら案の定ドレンボルトにガスケットが入っておりませんでした。
 漏れを防ぐためにわかっててアホほど締めてるのか。大概ワッシャーを落としたのを気づかずに
そのまま締めるってパターンやと思うのですが普通、締めるときに気づくやろに。
もういっちょタイヤのエアーチェックをしましたらフロントはキッチリ入っているのにリヤはゼロ。
明らかにパンクしております。調べましたらすぐに発見。でもイヤな予感。
 パンク修理跡からのエアー漏れ(;・∀・) 直す自信なし。。。 内面修理やったら直るか。
タイヤをホイールから外してみましたらパンクの原因と思われる釘摘出(笑)
 点検しましたらまたまたイヤな予感。傷が近くにふたつある(;・∀・)
 とりあえず内面修理してみましたがちゃっかり漏れてくる。

 パッチを剥がして調べましたらやっぱり斜めに穴が空いているようです。
 斜めに穴が空いてるところに直角にパンク修理材を挿し込んでも止まりませんわな。
実はパンク修理って難しいんやで。
申し訳ありませんが修理不能ですのでタイヤ交換させていただきますm(_ _)m
やっとリコール作業です(笑)
左のクランクケースカバーを外しますがその前にエアーエレメント。要交換です。
 また左のクランクケースを外すのに14本もボルトを脱着せんとあきません。これだけで疲れますわ(笑)
 このナットを交換するようです。作業自体は簡単ですが
 プーリーボスが錆びていてプーラーを使用しないと抜けませんでした。

 ナット交換作業は完了(。・ω・)ノ゙
シリンダーヘッドガスケットの交換作業に進みます。後ろ側の外装全外し。
ヘッドだけ抜けばええんかと思ってましたら
スタッドボルトの寸法を計れとなっていてシリンダーまで抜くハメに。
 シリンダーガスケットを剥がすのが一番の重労働やったかも知れません(笑)
 まだクランクケース側に張り付いてのうてよかったけど。
 順調に組み立て、バルブクリアランスを規定値に取って蓋して完了~~
走行距離3万㌔ほどなんですがスパークプラグもこれだけチビててくれたらわかりやすいですね。
 マフラーを付けて冷却水クーラントとエンジンオイルを注入してエンジン始動して完了~~
ですが昨日の作業はここまで。本日タイヤが届く予定ですのでタイヤを交換して
外装を付けて洗車して試運転して完了です。長文申し訳ありませんm(_ _)m
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