お預かりしているC90DXのエンジンを分解しております。
まずはオイル漏れの場所をチェックしながら分解しますが慎重にクラッチカバーを外してみますと。。。
 案の定ガスケットが切れているというよりずれて組まれておりました。
6年前の話ですので忘れておりますので調べてみましたが
わたくしはやっぱり開けたりした覚えはありませんので製造組立時のミスでしょうか
たまたま7万㌔走るまで漏れなかったということにしておきましょう。
 さすがに7万㌔も走っていますと遠心フィルターのスラッジも結構な量のようです。
懸案のオイルポンプ駆動ギアやカムチェーンローラーですがやはりやばいところやったようです。
 ノコギリの歯みたいに減っていますね。開けて良かったって感じです。
 ピストンも傷などはあまりなさそうですが結構吹き抜けて色が変わっています。
 シリンダー内部も減りが見受けられますが煙吐きやオイルの減りなどはありませんでしたので
今回はそのまま使用しようと思います。
ロッカーアームなどは異常なし。
ヘッドはカーボンを落としてからバルブを抜いてチェック。場合によっては外注に出す予定です。
エンジン下ろしたついでに気になったのでサービスで作業します。センタースタンドシャフト。固着しかけ
 ご安心くださいませ(笑)
TW200もほぼ形になりましたのでいよいよエンジン始動。
 無事にエンジン始動したのはしたのですがムッチャ調子悪い(;・∀・)
吹けが悪過ぎます。少しオーバーフロー気味やし。
キャブをもう一度外して調整できるところというとジェットニードルの段数とフロート高さ。
 とりあえず油面を適当にだいぶ下げたげたらマシにはなりましたがまだまだダメですわ。
 油面下げてもプラグはまっ黒け
インナーパーツを交換したいのですが純正パーツじゃこれまた大変高価なのです(;・∀・)
そこで思い出したのがキースターのキャプパーツ

 ジェット類も複数付属しておりますし調整も可能ですよね。
価格もかなりリーズナブル 早速注文しときました(。・ω・)ノ゙
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